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商品の解凍方法について
封印された産地鮮度をよみがえらせる
商品の解凍方法について
◆ 解凍方法の基本
ボールに水を張り、流水解凍で短時間に解凍を行う事が基本です。
尾頭付きで凍結されている魚種は、そのままどぶ漬け流水解凍を行う事も可能です。
ポイント
流水解凍の際、ボールに商品や魚をいきなり入れて漬け込むと、容器の底と商品の隙間に氷が成長をはじめて、解凍時間の延長や、品質の低下を招く恐れがあります。
解凍を始める前に商品の裏表面を何度か流水にあてて薄っすら溶け始めるのを確認した後、ボールに入れて本格解凍を始める事がポイントです。
◆ 使用方法に応じた最適な解凍タイミング
<刺身処理済製品について>
刺身処理されたCAS商品は、袋越しに触った際、芯が残らない程度の解凍が最適です。
商品の形状、解凍する季節や水道水の温度にもよりますが、おおむね5分が目安です。
袋から取り出した後、軽くキッチンぺーパーで水気をぬぐい、お早めにご賞味ください。
<生しらす等の特殊な製品について>
CAS凍結は組織構造が壊れていないので、日本料理の技法「あらい」調理も可能です。
解凍したシラスを漉し網に取り、氷水の中でさっと振り洗いをして身を引き締めると、より一層風味が増して、雑味をおさえる事ができます。
ポイント
<フィレ(半身)・ラウンド(姿)製品について>
フィレや尾頭付きで凍結されている製品は、半解凍程度に留めた状態で、調理に入るのがおすすめです。芯が入った状態で包丁を入れると、綺麗なお料理に仕上がります。
高品質でご賞味いただく為のポイント
CAS凍結製品は、解凍時間が早いので、お召し上がり直前の解凍をおすすめします。 解凍のしすぎに注意し、調理に応じて、完全解凍、半解凍を使い分けると便利です。
保存方法について
CAS凍結魚介を、より一層お楽しみいただくために
商品の保存方法について
◆産地鮮度を確実に保管いただくために
産地品質を存分にお楽しみいただけるよう、輸送や保管時の温度変化を極力避けるとともに、お早目のご賞味をお願いいたします。
家庭用冷凍庫においては、おおむね1か月を目安にご賞味ください。
-30℃を超える保管性能を持つ業務用冷凍庫においては、 3か月を目安としてお使いください。
ポイント
【低温保管に注意を要する代表的食材】
・マグロ、サバ、イワシ、サンマ、モウカの星等の赤身が多い魚体は、低温保管においても物性が少しづつ変化し、メト化現象と呼ばれる退色も発生します。
保管温度の高い家庭用冷凍庫では、この退色がいっそう早く進みますので、なるべく早くご賞味ください。
ポイント
低温保管時には、庫内の温度変化(扉の開閉や霜取り運転等)により、表面の微細な解凍、再凍結が繰り返され、乾燥状態の庫内に商品が直接さらされると、乾燥も進みます。
新聞紙やプチプチ等で、製品を覆ってから凍結保管を行うと、この様な温度振幅を最小限に防ぎ、保管品質を向上することが可能です。
◆解凍後の再凍結はご遠慮ください
凍結商品を解凍された後、再度凍結を行うと、商品品質が著しく劣化します。
この様な保管の必要が発生してしまった際は、解凍した商品に加熱調理等を行い、再び凍結に掛ける事で、最低限のダメージに留める事が可能です。
チャック付袋などに空気を入れないように包み、迅速に凍結・解凍が行える様、出来るだけ「薄く」お料理を凍結することがポイントです。
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